旅するデザイナーとマフラー

旅する暮らしを目指しながら建築についてなど日々思うことを書いていきます。

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「職業=夢」という考えは改めたほうがいいのではないか

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www.youtube.com

YouTuber グループ「東海オンエア」の↑の動画の概要欄がとても共感できた。

抜粋する。 

そろそろ「夢はなんですか」という質問に対して職業を答えるのは禁止したほうがよくないですか?そのせいで、早々と「どうせ夢なんて叶わないんだ…」と悟ってしまう人間が続出している気がするんですよ。 たとえば、「バナナを木からもぎとってそのまま食べてみたい」といったような夢だったら、何歳になっても「もう叶わないんだ」って思うことはないはずです。むしろ「死ぬまでにバナナをもぎ取りたいから今日も仕事頑張ろう」と思えるはずです。

 

  • 「職業=夢」は呪いかもしれない
  • どうしたら夢を見つけられるか?
  • 私の夢は...

 

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「仕事の探し方がわからない」の実態を学生目線で語ってみる

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www.businessinsider.jp

 

「どうやって仕事を探せばいいですか?」

今年、私が学生からキャリア相談を受ける中で驚いたことは、この手の相談が意外に多いことだ。

今のご時世、スマホを開けばいろんな就活情報サイトにアクセスできる。そのサイトの多くは、希望の勤務地や職種がチェックできるようになっており、検索をかけると希望に沿った求人が検出される機能がある。

大学のキャリアセンターに行けば企業のパンフレットを持ち帰ることや、学内で開かれる就職セミナー(通称:学内セミナー)に出て、企業の情報を収集することだってできる。

これだけ情報があふれているにも関わらず、それでもなお、学生たちは、仕事の探し方が分からないという。一体なぜなのか。

 

これ、やばいよなぁと思う。

この記事に述べられていることについて現在大学院に所属しているものの意見として語ってみる。

 

  •  大企業以外を知らない
  • 同級生の発言の矛盾
  • なぜ「仕事の探し方がわからない」のか
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「世界は言葉でできている」らしい。懐かしいあの番組を今振り返る。

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高校の時、一人旅に出かけた時の写真。偶然道に落ちていた麦わら帽子

「世界は言葉でできている」という番組を知っているだろうか?

7年前くらいにフジテレビで放送されていたバラエティ番組でwikipediaによると以下のように説明されている。

古今東西さまざまな偉人・有名人たちが残した名言を、空欄で一部伏せた状態にして紹介。その空欄を埋める言葉を、ゲスト解答者たちが考える。ただし「彼らが残した言葉を当てる」のではなく、「彼らの言葉をさらに超えるグッとくる言葉を創り出」ことが目的。解答者(番組内では「コトバスター」と呼ばれる)たちの創った言葉は偉人の名言とともに一般男女100人の審査員によって審査され、偉人たちの名言を超えられるかどうかを競う。

(wiki)

 当時私は高校生でたまたまテレビを付けたらやっていて結構面白く毎週見ていたのだが、すぐ番組が終了してしまった記憶がある。

 当時私がはまったあの番組について少し振り返ってみようと思う。

  •  ここが面白かった!私がはまったポイント
    •  偉人の言葉を知れる
    • 言葉に関して考えさせられる
  • テーマソングが素晴らしい! - "Race For The Prize" -
  • なぜ今振り返ったのか?「世界は言葉でできている」のか?

 

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ゴミ屋敷は遺伝するか

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 唐突だが私の実家はとても汚い。汚いというかモノであふててる。今でもたまに帰省するとそのゴミ屋敷ぶりにうんざりする。

 もしかしたらそんな汚い実家に住んでいた反動で、建築・デザインの道に足を踏み入れたのかもしれない。

いつしか私はこんな持論をもつようになった

「ゴミ屋敷は遺伝する」

私の持論である「ゴミ屋敷は遺伝する」ということについて述べ、ゴミ屋敷がこれ以上日本に増えないよう、戒めとして記しておきたい。

 

  •  私が過ごした家庭
  • 1人暮らしを始めてみて
  • ゴミ屋敷は遺伝するか

 

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人と違う選択肢をとるということ

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 先日ゼミの後輩と教授が口論になっていた。
聞いてるとゼミ内で行っているリサーチ方法についてのようだ。
今のリサーチ方法に意義を見出しておらず、もっと別のリサーチ方法で取り組みたい、この方法だったらやりたくないという後輩の意見に対し、教授が淡々と説得しながらなだめているといったようなカタチだった。(言うほど口論でもないな)

「やりたいことはなに」という教授の鋭い質問・・・・。
彼がやりたいことはなんとなくわかる。しかしおそらく彼の中でまだ明確に言語化できていないし、どうしてやりたいかもわかっていない。でもとりあえずでもいいからやってみたいのだろう。

 

 彼の気持ちが痛いほどわかる。

しかし人と違った道を選ぼうとすると、それだけ説明責任を求められる、気がする。

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研究室のプロジェクトとどうやって関わっていけばいいのかについての持論

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 ゼミのM1の後輩がこの1年の過ごし方について悩んでいた。

 悩みの種はもっぱら現在ゼミで行われている複数のプロジェクトのうち、どのプロジェクトにどれだけ参加するかというものだ。

 私自身、学部・大学院共に、プロジェクトメインの比較的忙しいと言われるゼミに所属してきて、それぞれで複数のプロジェクトに参加してきた。

 M2になってプロジェクトが一段落着いてきた今、これまでの経験からゼミでプロジェクトに参加するべきなのか、どのように選ぶべきなのか、整理しながら述べていきたいと思う。

 

  • プロジェクトに参加するメリット
    • 最先端の研究に参加できる
    • 対外的なやり取りの訓練になる。
    • 自分で考えたものが世にでて誰かに使われる
  • 基本的にはプロジェクトには参加した方がいい・・・・。でも・・・

 

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「社会人」という概念の謎さ、「学生」から「社会人」になるとはどういうことなのだろう

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「社会人」という言葉について意識的に考えたことはあるだろうか。

 先日シェアハウスで就活の話になったとき1人の住人が私に対しこう言った。

 「かなたもついに社会人になるのかぁ」 

  その時、なぜだか今まで気にしたことがなかった「社会人」という言葉に対し、私は非常に違和感を覚えたのだ。

  • 社会人という言葉に違和感を覚えた理由
    • 定義が曖昧
    • 学生という言葉の対比に使われている
  • 「学生」は自分を表す要素の一つでしかない
  • 「社会人」とはなにか

 

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【展覧会レポ】「コルビジェ展」で彼の建築空間を探る。「クリムト展」で妖艶な世界観に浸る。

 先週の日曜日は珍しく午前に都内で用事。

 お昼には予定を終え、せっかく都内まで来たのだから.....とその足で上野に向かう。お目当ては「クリムト展」と「コルビジェ展」だ。

  • 【ル・コルビュジェ 絵画から建築へ - ピュリズムの時代】
    •  概要
    • 感想
  • 【クリムト展 ウィーンと日本1900】
    •  概要
    • 気に入った作品
    • お土産
    • 感想
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