【Tik Tokから見るクリエーション】大人でもTik Tokを使うべきだと私が思う理由
こんにちは
最近Tik Tokをよく見ている彼方だ
皆さんはTik Tokを使ったことがありますか?
Tik Tokとは、15秒から1分くらいの短い動画をつくって投稿できる、動画投稿プラットフォームで、主に中高生に人気のサービスとなっています。
筆者は現在大学院生ですが、周りに使っている人は全くいません。私の肌感覚ですが、20代以上の年代から見ると、Tik Tokは中高生が使う低俗でバカっぽいアプリだと思われているように思います。
私の同級生も「Tik Tokは中学生が使うものだから」と全く見向きもしません
確かに中高生がネットの危険性もわからぬまま顔出ししてしまったり、炎上騒動もあったりとバカにされてしまう要素があることは理解できます。
しかし大人であればあるほど、積極的に今若者の間で流行っているモノを使っていくべきだと私は思います。食わず嫌いはもったいない!
なので今回は、私が考えるTik Tokの素晴らしさについて語りたいと思います。
自分の作品を見てもらうチャンスが誰にでも転がっている
Tik Tokを見ていると見ているとその辺で歩いていそうな中高生の動画に「いいね!」が何万もついていることに驚きます。
下の記事にもあるような仕組みがTik Tok内に働いているようなのですが、やっぱり驚きます。誰しもクリエイターになって一瞬で有名になれるチャンスが転がっているということは、恐ろしくもありますが、夢に溢れているでしょう。 toricago.hatenablog.com
一体感を感じながら、どんどんアップグレードしていくフォーマット
Tik Tokには、幾つかのフォーマットとなる振り付けや動画スタイルが存在します。有名どころだと「#だれでもダンス」でしょうか
SNSを始めてみても、何をあげたらいいか分からないという経験ってありませんか?Tik Tokは動画投稿サービスなので、そういった悩みも普通なら付きまとうのですが、上記のようなフォーマットがあるおかげで、初心者が悩むことなく気軽に参入できる仕組みが整っています。
また、ただ真似をするだけではなく、人によっては自分なりのアレンジを加えてみたりと、そのフォーマットが流行れば流行るほど、どんどん派生したオリジナルが出てきて、それが結果としてサービス内全体でのクオリティのアップグレードにつながっています。
ユーザー全体で、何かを作っていくような感覚や一体感を感じれることがTik Tokならではの面白さだなぁと個人的には思いました。
これからのクリエイションはどうなっていくのか
Tik Tokには上記のような良さがあります。
大人でもその良さにはまって楽しめたら最高ですが、たとえ楽しめなくても大人は積極的に若者の間で流行っているこのTik Tokを知らなければならないと思っています。それは私がTik Tokを使ってて湧いてきた以下の考えが理由です。
もし今Tik Tokを使っている中高生が大人になった時、彼ら世代は簡単な動画編集技術くらいなら誰でもできるようになっているのでは?
Instgramを例にとって考えてみましょう。
Instgramの出現によって、誰もが世界に溢れている膨大な数の写真を日常的に触れることができるようになり、また誰もが簡単に写真を加工し「いい感じの写真」をつくれるようになりました。
「簡単にできる」ということが弊害を生み出している部分も多いことは確かです。憑りつかれたようにその道を極めたりする人は減ったかもしれないし、インスタントできる反面消費されるスピードも急速に早くなっていることでしょう。
けれども私個人の考えではありますが、誰もが日常的に多くの写真に触れるということは、無意識のうちに写真に対する審美眼を鍛える機会が増えたということでもあり、人間社会全体でみた写真の技術レベルは上がったのではないかと思うのです。
Tik Tokについても考えてみると、Tik Tokも同様にアプリ内で簡単に動画を編集することができます。もちろんほとんどのユーザーは加工の原理まで理解しているわけではないと思うので、仮にTik Tokが消滅したときに同じように再現できることはないでしょう。けれどもTik Tokで鍛えられた動画の編集等の審美眼はどこかで役に立つのではないでしょうか?
Tik Tokを見ていると中高生でありながら、すさまじい撮影技法を駆使していたり、創意工夫に溢れた動画を作っている人をよく見かけます。
彼らを発掘したり、また彼らに感化されたクリエイターを多く生み出す仕掛けとしてTik Tokは上手く機能しています。
そんな彼らが大人になった時、老害と呼ばれないためにも、どんどんと新しい知識を楽しみながら覚えていきたい、そのためにもTik Tokをどんどんと使いこなしていこうと思ったでした。
最後まで見ていただきありがとうございました!