幸せへとつづく生き方
いつの間にか新学期が始まっていた。
なんだか夏休みっていう期間もほとんど休みなく動いていたので境目がわからなかった。
授業も少ないし、なんなら大学という組織自体に嫌気がさしているところも若干あるので、授業なんぞどうでもよい。
むしろ目の前のやらなければいけない山積みになったことを処理しないといけない。
時折思う
こうやって生きていて
これからどんな富や名声を手に入れても
自分は幸せにはなれないのだろう
この生き方を選択していることはおそらく自分を幸せへと導かない
忙しいことや予定が埋まることに快感を覚える人がいる。夏休みの予定をバイトでも遊びでもなんでも詰め込める人は尊敬する。
いままで夏休みの予定は常に白紙だった。
朝起きて、気の向くままに動く、これがおそらく自分の思い描く理想なんだとおもう。
なぜだか大学ではいろいろやってしまう、自分の首を絞める方向に動いてしまう。
なぜだろうか
プライド、他人の目を気にしてしまうからだろう。
何かをやっている、何か成果をだしている自分というものを誰かに見せたいのではないか。
期待にこたえたい、ではなく、期待にこたえないといけない。
自分を喜ばせたい、ではなく、相手をがっかりさせたくない。
相手本位の行動ではいつまでたっても自分は幸せになれない
そして今の自分では自分の幸せを手に入れながら、相手も幸せになるような器用な芸当はできない、シンプルなのかもしれないけど、できない。
束縛されない生活への道は、程遠い・・・・