スマホが壊れて世俗から少し離れる
年明け直後くらいにスマホを落として画面を割ってしまった。
画面がちょっと見づらいわ破片が落ちてくるわで早く直さなきゃと思ってはいたもののテスト&課題ラッシュの時期だったのでズルズルと後回しになっていき、気付けば授業も終了。さて画面修理するかと思った矢先に遂に電源がつかなくなってしまった。
ここですぐ修理にいけばいいのだけど、ちょっと用事がたてこみ、そしてもともとのズボラな性格からかまたまた修理は後回しに。その状態から1・2週間くらい経ったが案外スマホなくても生活できてしまっていることに気付く。
PCに繋げばLINEその他SNSは使えるからほとんど全ての人とは連絡をとることができる。出掛ける時はすぐには連絡つかないがまぁいいだろう。というよりも朝晩の2回LINEチェックするくらいが適切なように思えてきた。
またスマホ壊れたことで電話機能が完全に身の回りから消えたわけだが、もともと自分は、プライベートな時間に完全に他人とペースを合わせた会話をしなくてはいけない電話というものが嫌いだ。なのでむしろ解放されたような気分になる。
スマホをもたないことによって解放されるものは多い。特に1人のお出掛け中は自分の場合は上記の電話機能もそうだが、検索アプリでの情報やスマホを通じて繋がっている他人からも解放され、そこには自分ただ1人だけが残されるのである。外出していることで自宅にいるより孤独になるというのはなんだか面白い。
しかしその孤独は寂しさではなくどこにいてもつながることを強制されたこの今の世の中の原理に反抗し、いち早く抜け出せたという嬉しさである。それは優越感にもちかいかもしれない。
なにはともあれほんのすこしだけ世俗から離れているという状況をもうちょっと堪能していたい。