旅するデザイナーとマフラー

旅する暮らしを目指しながら建築についてなど日々思うことを書いていきます。

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大学院生が半年シェアハウスで住んでみてわかったこと

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 実は4月からシェアハウスに住んでいる。ここでの生活も早半年が経ち、ようやく自分の中でもここでの生活をすこしずつ咀嚼できてきた。今回は大学院生(大学生)という目線で私のシェアハウス生活を記していこうと思う。

 

 

そもそもシェアハウスを選んだ理由


 今まで親の仕事や進学で引っ越したことは何度かあるも、大学卒業まで私はずっと関東圏に住んでたので新しい環境に移っても昔からの知り合いとは簡単に連絡を取ることができた。しかし大学院進学にあたって誰一人知り合いのいない関西圏に引っ越すこととなった。大学院のコミュニティは狭い。知り合いもいない地で一人暮らしをすれば、2年間その狭いコミュニティだけで生きていくことになってしまいかねないが、それは逃げ場がなくて耐えきれないだろうと思った。それに私にはいつか日本を脱出して海外で暮らしたいという夢がある。今はただ漠然とした夢だが、少しでも実現できるよう大学院の間は外国の人と積極的に関わっていきたいと思い、シェアハウスに住むことに決めた。

 

 

今住んでいるシェアハウスのスペック


 ①家賃:4万円代(家賃・光熱費・通信費・共益費込み)
 ②規模:最大入居可能人数は10人(現在は9人入居)
 ③タイプ:風呂トイレキッチン共用

      6畳~10畳ほどの個室タイプ(全部屋鍵付き)男女共用
 ④ルール:毎週ゴミ出しは住人の持ち回り制で担当


一戸建ての家を改装したようなシェアハウスで今は、日本人5人と4人の外国人(出身国バラバラ)の計9人で暮らしている。ここからは私目線で感じたメリットとデメリットを紹介していく。

 

 

大学院生が住んでみて感じたメリットとデメリット


メリット
人生は自由だと気付かされる
 外国の入居者と話していると、日本で生活してみたくて自国の仕事をやめ日本に来たとか、彼らの思い切りの良さを尊敬できると同時に、人生は自由なんだと気付かされる。

 

様々な職種の人と出会える
 今のシェアハウスは僕以外全員社会人経験者で教師やメーカー・介護など職種もバラバラ。自分の専門とは全然違うものの話を聞くのは楽しい。時にみんなで仕事の悩みを共有して解決策を探したりと、色んな方向からのアドバイスを与えあえる機会が身近にあるのはとてもいいことだと思った。

 

学生ということで
 今住んでいるシェアハウスで学生が僕一人だからというのもあるが、なにかと学生ということで目をかけてもらえることが多い気がする、ご飯をもらったりとか。それに私がデザイン専攻なのもあって会社とかで使うポスター等のデザインを任せてもらえる機会も多く、夕食等の報酬もありやりがいがある。


気軽に遊びにいける

私はもともと出不精なので、休日も家で1人ごろごろしてしまうことが多かった。しかしシェアハウスだと気軽にその場のノリで遊びに行け 

 


デメリット
自分1人の時間がとりづらい
 これは私の性格の問題でもあるのだけど、夜みんなで話しているとついつい話が盛り上がり、なかなか自室に戻れず、後々少し後悔したりする。夜家で論文読んだりする予定が崩れてしまったことが2回ほどあって、これではダメだと反省することも

 

少しは気を遣う
 やはり1人で過ごすよりも気を遣うことは当然多い。あまりうるさくできないとか、共用部の使い方とか。たまに朝シャワーをするつもりが人がいて使えないということも。

 

 

総合的にみてみると・・・

総合的にみると、やっぱりシェアハウスは楽しい。住んでよかったと思う。

 

シェアハウスに住んでいると他のシェアハウスの情報とかも入ってくる。それを聞くとニートばっかりのシェアハウスで自分も堕落してしまいそうだとか、シェアハウス内で派閥ができていたりとか色々なところがあるらしいから、全てのシェアハウスがいいわけではないのだろう。

住人も定期的に入れ替わるので、常に同じ雰囲気とはいかないし、来年はどうなるかわからない。

でもあと一年半、大学院を卒業する頃に、やっぱりシェアハウスという選択に満足できるよう生活していきたい。