旅するデザイナーとマフラー

旅する暮らしを目指しながら建築についてなど日々思うことを書いていきます。

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折り紙コンベンションに参加した話

先日第22回折り紙コンベンションというものに参加してきた。

 

 なんでも近所の子が折り紙好きらしく父親から連れていくように頼まれたのである。

自分自身もかれこれ10数年前に一度参加したことがあり(理由は忘れた)、だから父親も僕をチョイスしたのだろう。

実家から離れたところで開催されるが、日本全国で考えれば近い方なので文句は言えない。九州の方からこのために来る人もいるそう。

 

 折り紙の折り方を教えてくれる講習会と、色んな作品が展示してある展示会からなるが自分の目的は展示会。どんなものがあるか楽しみだった。

やはり折り紙のプロ(?)達の作品はすごい、たった一枚からどうやってこれを負ったんだというものがたくさんある。

あと前に一度来た時もキングギドラ等があった記憶があるが、ほかのメディアに比べて何故かドラゴン系の作品が多い気がする。かっこいいからかな?

 

 

折り紙作品は造形よりも、一枚の紙という他の立体作品とは比べ物にならないほどの制約のなかでこれをつくったという事実ですごいと思うことがほとんどである。よって普通の立体作品と比べるとつよさみたいなものがあまりない。しかしこの会場にあった作品はそれを乗り越え純粋に造形としてすごいと思うものがたくさんあった、個人的に気にいったものの一部をあげる。

 

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京都大学の折り紙サークルがつくったクシャルダオラ

展示されていたドラゴン系のなかで一番良かった、元ネタを知っているからかもしれない。質感も表現されていてよかった。

 

 

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マーメイド

どこがつくったのかは忘れてしまった。色味、造形ともにマーメイドの妖しさがでている。

 

 

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堕天使

個人的に一番好き。一目見た瞬間からその造形にほれぼれした。ましてやこれが折り紙なのか・・・。

 

 

会場で折り紙の本を買ってしまったし、久々に折り紙でも折ってみようかな。