私っていう人間は絶望的な程自分のことしか考えられない
非常に大学に行きたくない。
責任に押しつぶされてきりたい授業がある。グループワーク的な感じで自分のつくったものをそのグループの人達全員が使う。授業内だけで使うのではなく、社会にも出していくような実践的な授業だ。実践的とは言えたかが大学の授業、本当に嫌ならきればいい。でもそれができないのはなぜなのか?
自分が責任を放棄したせいで他人に迷惑をかけるのが申し訳ない?そんな高尚な理由を自分のなかで立ててみたが全然違うと自分でも気付いている。そうではない、責任を放棄した自分が他人からどう思われているか気になるだけだ。責任を放棄したダメな奴だと思われたくない。
自分は絶望的な程自分のことしか考えられない。
この言葉が頭に浮かび、そういえばどこかでこの文面はどこかで見たことあるなと小一時間考え、ある漫画でのワンシーンであることを思い出した。
web漫画「霧中進行」という漫画でネモトというキャラの台詞だ。一部抜粋しておく。
自分の今までの人生
どうしようどうしようまた一人になっちゃった
どこかに入れてもらわないと
また一人になっちゃった
「 貴方の場合は苛めって言わないのよ
足を引っ張って実害を出してるの
どうして皆と一緒に出来ないの 」
私もそう思う!でも似たような人が集まるのが宗教だもん
・・・たまたまそこが合わなかっただけ
「 頑張ってるって言っても結果がついてこないのを
なんていうか知ってる?頑張ってないって言うんだよ 」
「 君さ物覚えが悪いってよく言われない?
頑張るのはいいけど誰が埋め合わせすると思ってんだろ
仕事した気になりたいだけだろ 」
「 ネモトなんで自分が周りから浮くか気付かない?
自覚ないとしたらそれ重症だよ
ネモト他人の気持ちとか全然考えてないんだもん
いつも自分の事ばっか
何やっても「好かれたいから」ってのが見え見えだもん 」
違うよ私が普通にしてると皆の足引っ張って迷惑かけるからむしろ皆に合わせられるように・・・
もしかして変だった?
不自然だったかな
迷惑だったらやめるよごめん
「 だからそういう所がさぁ・・・いいわ
ずーっとそうやって自分の事ばっかり考えてりゃいいよ 」
待って
また一人になっちゃう
私の悪い所全部直すから
『私の』
こうやって私のことばっかり考えてるから私はだめなんだ
『私は』
また『私』 『私』 『私』
私っていう人間は絶望的な程自分のことしか考えられない
なかなか複雑だけど面白いこの漫画については自分の思考の整理も兼ねて、いつか人記事書きたい。このブログをどれほどの人が読んでいるのかわからないし、そもそも読者を想定して書いているようなブログではあまりないのだけど(そこもまた自分本位である)、個人的にとてもオススメできる漫画なのでひっそりと宣伝しておく。
まぁそれはさておき、このシーンがまさに自分の言いたいことを体現してくれている気がする。他人のことを考えてるつもりでも結局自分のことを考えてしまう。居場所を探すけれども見つからない。他人からの奉仕ばかり求めてしまい、自分が他人に奉仕ができない、他人にとって自分はメリットがない、時によっては害となりえる。
他人に対する奉仕の精神を磨くにはどうすればいいのか・・・・いくら考えても自分のことを考えていることになってしまい、結局人生なんて自分の幸せが第一なのだからこのままでいいんじゃないかという気がしてしまう。まぁそれを貫き通して幸せになるのはなかなか難しいのだけど・・・。