旅するデザイナーとマフラー

旅する暮らしを目指しながら建築についてなど日々思うことを書いていきます。

MENU

深夜の大カースケッチ会

f:id:abingdonelinika:20160505022423j:plain

ごくたまに、唐突に車のスケッチをしたくなるときがある。

今日はその日で時間を忘れてどんどん車を描いてしまった。というよりも1枚描いて全然うまく描けないと悔しくなってまた1枚また1枚と枚数がどんどん増えていく。それでも曲線まみれのその造形はいくら描いても納得のいくものができず、自分のスケッチ力のなさに絶望しつつ、カーデザイナーの人達はすごいなぁと思うばかり。

 

もともと車なんて全然興味なかったし車好きの友人の話を聞いてもふーんよくわからなぁって思うだけだった。カーデザイナーっていう職種は知っていたけどぶっちゃけ街中の車なんてほとんど全部同じように見えていたので何が面白いんだろうという気持ちが心の中にずっとあった。でも色んな記事を読んだり話聞いたりしていてだんだん理解できてきた気がする。(以下の記事を参考にしました。)

 

careerpark.jp

 

車とは・・・・

 

科学技術の結晶である。

 

かっこよさを追求した走る彫刻である。

 

その人をあらわすファッションである。

 

自分だけの動く部屋である。

 

車には様々な側面があってそのどれか一つでも欠けたら、全てダメになってしまう。

その全てを総合しつくられた作品が街中を颯爽とはしりまわる、それこそが車が多くの人を引き付ける理由なのだろうなぁと。

特にカーデザインはカタチだけでなくサービスなどの付加価値をデザインする必要があるこの時代でも、ひたすらスタイリングしてかっこよさを追求するいわゆる「デザイン」をしていて、純粋なカタチを追い求める楽しさがあるんだろう。

実際ちょろっとスケッチしていただけだけどフェラーリの造形とか描いてて、とても楽しかった。

カーデザイナーになろうという気は全くないけどひたすらにカタチを追い求める、そういう機会をこれからつくっていこうかなと思ったのであった。